いう、いわない、

いえない。

ヤツがくれた指輪見つめて作り笑いした私を助けてほしいジャニーズWEST4選

 

 

 

chitm.hatenablog.com

 

残りの4人でございます。

 

 

 

神山智洋

『幸せなん?』私の恋愛事情をどこからか聞きつけたらしい智くん。小さい頃から仲良しの、いわゆる幼馴染というやつだけど。こうやって急に部屋に訪ねてきたのは何年振りだろう。遊んだりはしていたけど、いつからかお互い部屋にはあがらなくなっていた。久しぶりに来たかと思ったら私の漫画を読み漁り、口を開いたかと思ったら、コレ。「…何が?」なんのことを聞かれてるかなんて、わかってるけど。『幸せなんやったら、ええんよ』あ、よくはないか?なんて、困ったように笑う智くん。「幸せ、とは言えないかなぁ」私も困ったように笑った。『でも、好きなんやね』そう言って智くんは、私の右手薬指に視線を落とした。智くんの声が優しくて、私を心配してくれてるのが痛いくらいに伝わってくる。「ごめんね、」こんな幼馴染で。心配かけて。ごめんね。『別に、怒るつもりも責めるつもりもないよ。でもな、』幸せでいてほしいんよ。小さい頃から変わらない、優しい智くん。この優しさに何度も救われたっけ。『それでな、』

 

『できたら俺が幸せにしたんやけど。』

 

どう?なんて首を傾げてみせる智くん。…あれ、いつの間にこんなに男らしくなったんだろう。

 

 

中間淳太

せっかくのお綺麗な顔が歪んでますよ、中間先輩。いやぁでも中間先輩くらいになると怒った顔もお綺麗ですね。『オイ、聞いとんのか』「聞いてます」『嘘つけ』「すいません聞いてませんでした」あ、呆れた。呆れた顔もお綺麗です。仕事を終えて帰ろうとしたら飲みに誘われて、やけに神妙な面持ちだなと思ったら、叱られた。私と彼が歩いているのを見かけたらしい。「わかってます、中間先輩が言ってることは、わかってます。こんなの良くないし、辞めなきゃいけないのも。わかってるんです…」仕事でもいつも迷惑かけてるのに、プライペートでまで心配かけて。「こんな部下でごめんなさい」泣くな。中間先輩の前で泣くのは、さすがに申し訳なさすぎる。『ちゃうねん。いや、そうなんやけど、ちゃうねん。』……えーっと、何を言っているのかわからない。『もちろんお前がやってることは間違ってるし、ホンマに腹立っとるし、でも、ちょっとラッキーとも思っとる』………えーっと、「どういうことですか?」『あんなぁ、ちょっとええなぁと思っとった後輩が、急に女っぽくなって、指輪つけてきて、あ、男できたんや〜別にええなぁと思っとっただけやし〜よかったな〜って言い聞かせてんのに、人が必死に身を引こうとしてんのに…人の気も知らんとお前は!』えっ、あれっ、また怒ってる。あれっ?『なんかわからんけどたまに辛そうやし、かと思ったら幸せそうな時もあるし、なんやねんって思ってたら、コレか!』「あの…」『うるさい。』「すみません…」『ほんま腹立つけど、ほんっまに腹立つけど、でも、こういうことなら、』あ、笑った。

 

『思う存分奪いにいけるわ。』

 

こんな中間先輩見たことない。どうしたらいいのかわからず、いつもの癖で指輪を触った。『俺はなァ!その何十倍もイイ指輪買うたるわ!!』あ、いつもの中間先輩だ。

 

 

桐山照史

会社の飲み会のあと、方向が同じということで桐山先輩と2人で帰ることになった。『昨日、あの駅で見かけたで』「エッ」あ、やばい。思い切り動揺して大きな声を出してしまった。『やっぱアレ、自分やんなぁ』「いや〜、人違いじゃないですか〜?」『そんっだけ動揺しといて今更誤魔化せると思っとんのか(笑)』いつもと変わらない桐山先輩の笑顔に、もしかして見られたのは私だけなんじゃないかという淡い期待が、『隣におったのってさぁ』ハイ、打ち砕かれました。そうですよね。「えっと、あれは…」『何個か聞いてもええ?』「どうぞ…」居た堪れなくて、姿勢を正す。『状況は、わかっとるよな?』「ハイ」『自分が何しとるのかも、わかっとるっちゅうことやんな?』「ハイ…」気付いたら2人とも足を止めていた。『アイツのこと、好きなん?』桐山先輩が体をこっちに向ける。「まぁ、そうなりますかね…」『その指輪は、アイツから?』思わず、手を後ろに隠した。『自分ほんまわかりやすいな(笑)』「すいません……」『そんでな、』自分はそれで幸せなん?あまりにもストレートな質問に、息を飲んだ。幸せと答えられないのが、虚しい。『よっしゃ!決まりや!』急に大きな声をだす桐山先輩。「えっと、何がですか?」『俺でええやん』「…は?」『俺はなァ、美味しいもん食わしたるし、大事にするし、一途やし、なにより!』

 

『幸せにする自信しかないんやけど』

 

「なんですか、その自信」思わず笑ってしまった私の頬を掴む桐山先輩。『言うとくけどなぁ、こっちは自分が俺の部下になったときから惚れとるんやからな』頬が熱いのは、桐山先輩に掴まれていたせいだ。

 

濵田崇裕

『好きな人ができるまでやろなぁ』困ったように笑う濵田さん。「そうですよね」できる気しないですけど、という言葉は飲み込んだ。いつまでこうやって会ってくれますか?なんて。聞くんじゃなかった。『でも、作らなあかんで』…うわぁ、優しい声で、優しい笑顔で、えげつないこと言うなぁ。あれ、息って、どうやってするんだっけ。好きな人に、私の気持ちをわかっている好きな人に、好きな人を作れと言われている。なんだこれ。笑えてきた。「じゃあ、」それまでは会ってくれる?なんて言ってしまう私は、もうきっと終わらせ方を知らない。『俺はええけど…ええの?』そう言って、私の右手薬指に光る指輪を触った。濵田さんにもらってから、アホみたいに毎日つけてる。普段は手も繋いでくれないくせになぁ。ズルいなぁ。…たぶん、そのうち好きよりしんどいが大きくなるから。それまでは、あのね、「大好きですよ」結局終わらせることができない私を嘲笑うように降ってきたキスは、タバコの味がした。

 

『俺も好きやで』

 

この先なんて、終わりしかないはずなのに。終わりが見えない。

 

 

 

 

 

ごめんなさい…濵ちゃんはどうしてもヤツ側の妄想しか思いつかなかった……この下は私の最近の恋愛話なんで、お星さまくれる方は(図々しい)どうぞ思い切りスクロールしてください。シャーッてやってください。星つけねえわwwwwって方はどうぞ閉じてください。ここまで読んでくださってありがとうございます。とりあえず、おわり!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この間久しぶりにデートらしきことをしました。仕事が終わったら走っていけるようにスニーカーで出勤したし19時定時で19時3分に職場を出たし、自分の浮かれ具合に笑っちゃうくらいでした。でも合流したのは、19時45分ごろです。元々のんびりした人なんでいいんですけど、こんな楽しみにしてたのは自分だけかーいって温度差感じてまぁ〜落ち込む落ち込む(笑)でも久しぶりに2人でゆっくりご飯を食べて、やっぱり楽しくて、好きで、好きって言ったら好きって言ってくれて、好きな人に好きって言われるのってこんなに幸せなの!?て本気で思ったし、彼の腕の中で眠って、好きな人の腕の中ってこんな安心するの!?!?って本気で思ったし、本当に好きなんだなって痛感しました。好きでどうしようもないなって。けどやっぱり私は一番にはなれないし、都合のいい女だし、いやぁ、もう、ダメだなぁ。こんっなに好きなのになー。好きなだけなのになー。あーーーーーーー好きだよーーーーーーーーーーーーー。

 

 

 

 

 

 

 

よし、本当に終わり!お目汚し失礼しました。次はなんの妄想しよっかな〜!