いう、いわない、

いえない。

昔話を少ししてみよう

 

何度か書いているが、かつて私は好きで好きでたまらなかったグループがいた。ボーカル2人とパフォーマー*14人のグループだ。姉がファンだった影響で小学校中学年から好きになり、でも小学生のころなんてCDやDVDを買うお金も、コンサートに行くお金も、もちろんファンクラブに入るお金もない。姉が買ったCDを一緒に聴いて、高校生になってバイト始めたらファンクラブに入るんだと決意した。自分のお金でファンクラブに入って、自分のお金でCDやDVDを買って、自分のお金でコンサートに行って彼らに会いに行くんだ、と。そしたら、ボーカルの1人が脱退した。衝撃だった。まだ彼らに会えてないのに。まだ生の歌声を聴けてないのに。もう彼らに会えないんだ。もう生の歌声を聴けないんだ。好きなのをやめようと思った。でも、やめた彼を好きだったのと同じように、他の5人も好きだった。ボーカルの1人がやめるなんて一大事で、これからどうなるのか不安で仕方なかったけど、それでも好きなのをやめられなかった。グループを去る決意をした彼も、他の5人も、応援しようと決めた。そして、パフォーマー・ボーカル共に新メンバーが加入(数ヶ月差で)。パフォーマーも実力のある人だったし、ボーカルも厳選なるオーディションを勝ち抜いた人だったし、応援しない理由はなかった。だって、彼らが選んだ人だもん。彼らが選んだ道だもん。そんなの応援しないわけがない。実際、2人共すぐに好きになった。その頃中学生で、まだお茶の間で応援しているだけだったけど。でもどんどん好きになって、昔の彼らと同じくらいの熱量で応援した。

そして、かつて6人で歌って踊っていた曲を7人で歌って踊った。

正直に言うと、そのときの気持ちをあまり覚えてない。驚きと寂しさが半々だったような気もするし、寂しさだけだった気もするし、特に何も思わなかった気もする。そのあとも好きなままで高校生になってファンクラブに入って月刊誌も購読してコンサートも行ってたんだから*2、受け入れたんだろう。でもやっぱり受け入れられない人もたくさんいたわけで、私もその気持ちがわからんでもなかった。だって、どんどん上書き保存されて、昔の彼らがなくなってしまうみたいだった。私はたまたま、なぜか、自分のなかで、“上書き保存”ではなくて“別名で保存”できたから、受け入れられたんだと思う。自分でもなぜあんなにすんなり受け入れられたのかわからないけど。でも、同じ曲だけど、違う曲のように思ってたんだと思う。あ、受け入れたというよりは、割り切ったのほうが正しいかなぁ。たぶんどこかで予想してたんだと思う。いつかやるだろうなーって。そして何より、彼らがどっちのバージョンも大事にしてたのは知ってたし、新メンバーが昔の曲をカバーするにあたってどれほどのプレッシャーと不安を、そしてそれと同時に喜びも感じていたのも知っていたから、純粋に応援できたのかもしれない。

まぁ結局そのあともメンバーが増え続けたり新体制になったりしていつの間にかついていけなくなってしまったんだけど。ファンクラブも退会したし雑誌購読も解約したし、あの頃の熱量が信じられないくらい冷めてしまったんだけど。

何が言いたいかって、今回のにゅうすのさくらガールとI・ZA・NA・I・ZU・KIの再録に関して、私はやっぱり4人からのファンだから昔の曲をカバーするのもすんなり受け入れられるんだよね。でもやっぱり受け入れ難い人がいるのも、このやり方に納得いかない人がいるのもわかる。いろんな意見があるのは仕方ないなって思います。でも、シゲがラジオでいった「過去を否定するわけじゃない。大人になったNEWSの声でというのもあったりする。」という言葉(すごいざっくりだけど)と、まっすーがラジオでいった「改めてCDという形で過去の曲たちを、これからもずっと歌い続けて守っていくよっていうメッセージもありつつ。」という言葉(これもすごいざっくり)を信じるしかないと思うのです。

なーーーーーんて結局は新規だから言えることですけど。ただの新規の戯言でございます。もう終わりにするからどうか叩かないで(?)。でも私もかつて好きだったグループのメンバーの脱退・加入・新体制・再録というのを経験してたから気持ちは少しはわかるぞ〜というよくわからない記事。結局何が言いたいんだかよくわからない記事。終わりにします!

 

*1:これでなんのグループかわかる人もいるでしょう(笑)

*2:実際はアルバイト禁止の高校に入ってしまったため結局お小遣いやお年玉で頑張ってやりくりしてた